SDLXLIFF Split/Merge は Trados Studio 2015 SR3 では使えない
SDLXLIFF ファイルが大きすぎて作業がしにくい場合、それを何分割かに分けてくれる便利なツールが SDLXLIFF Split/Merge ですが、Trados Studio 2015 SR3 で作成された SDLXLIFF ファイルはエラーとなって分割できないようです。
SDL Support の記事にも載っていました。
とりあえず対策としては SR2 に戻す以外なさそうです。
SDL Support の記事にも載っていました。
とりあえず対策としては SR2 に戻す以外なさそうです。
翻訳単位を上下に表示させたい人へ
SDL AppStore に面白いツールがアップされていたので紹介します。
Trados Studio では、表形式のユーザーインターフェイスを採用している関係で、原文が左、訳文が右、という表示になっていますが、旧 Trados のように上下に原文と訳文を並べたいという要望は Studio がリリースされた当初からありました。
その要望に一部(?!)応えたのが「Vertical Review」です。
このプラグインは、翻訳単位を上下に表示させるツールで、インストールすると、エディタそのものの表示は従来通りですが、別ウィンドウで原文と訳文を上下に表示してくれます。
このウィンドウで入力はできないですし、アクティブな分節のみ上下に表示されるので、
上下レイアウトでの作業を望んでいた人には少し消化不良な部分もあるかと思いますが、たとえば訳文入力後のチェックの際、左右レイアウトよりも上下レイアウトの方がチェックしやすいという方にはいいかもしれません。
但し、現行のバージョンではちょっと挙動にクセがあるようで、インストール直後にファイルを開いて、[表示] -> [Vertical Review] をクリックしてウィンドウを開いても、何も表示されません。
ウィンドウを開いたまま一旦ファイルを閉じて、再びファイルを開くと表示してくれるようになりました。
ファイルを開く前に [Vertical Review] ウィンドウを開いておくと良いかもしれません。
Trados Studio では、表形式のユーザーインターフェイスを採用している関係で、原文が左、訳文が右、という表示になっていますが、旧 Trados のように上下に原文と訳文を並べたいという要望は Studio がリリースされた当初からありました。
その要望に一部(?!)応えたのが「Vertical Review」です。
このプラグインは、翻訳単位を上下に表示させるツールで、インストールすると、エディタそのものの表示は従来通りですが、別ウィンドウで原文と訳文を上下に表示してくれます。
このウィンドウで入力はできないですし、アクティブな分節のみ上下に表示されるので、
上下レイアウトでの作業を望んでいた人には少し消化不良な部分もあるかと思いますが、たとえば訳文入力後のチェックの際、左右レイアウトよりも上下レイアウトの方がチェックしやすいという方にはいいかもしれません。
但し、現行のバージョンではちょっと挙動にクセがあるようで、インストール直後にファイルを開いて、[表示] -> [Vertical Review] をクリックしてウィンドウを開いても、何も表示されません。
ウィンドウを開いたまま一旦ファイルを閉じて、再びファイルを開くと表示してくれるようになりました。
ファイルを開く前に [Vertical Review] ウィンドウを開いておくと良いかもしれません。
Trados 5月の特別キャンペーン
恒例(!?)のTrados 割引キャンペーンが5月31日まで開催中です。
2011から2017への特別アップグレードは3月31日までと発表されておりましたが、このキャンペーンに合わせて期間限定で再開したようです。
2011からまだアップグレードをしていない方はこの機会にアップグレードしてもいいかもしれません。
2011から2017への特別アップグレードは3月31日までと発表されておりましたが、このキャンペーンに合わせて期間限定で再開したようです。
2011からまだアップグレードをしていない方はこの機会にアップグレードしてもいいかもしれません。
2017 CU5 続報
固定要素の不具合についての続報です。
固定要素がうまく認識されないケースが判明しました。
原文に固定要素が 2 つあり、両方とも同じ値であるような翻訳単位が翻訳メモリに登録されていて、文書側の原文も2つの固定要素以外のテキスト部分は全く同一であるものの、2 つの数字が異なっているような場合です。いかが翻訳結果ウィンドウと並列型エディタの画面キャプチャです。
【CU5 の翻訳結果ウィンドウとエディタ】
本来であれば「Abc 2017 は 2016年にリリースされました。」と、最初の「2015」を「2016」に、2番目の「2015」が「2016」に自動置換してくれるはずなのですが、あいまい一致として認識されてしまっています。ちなみにCU4での画面は以下の通りです。
【CU4 の翻訳結果ウィンドウとエディタ】
これ以外のケースで固定要素がうまく認識されない例は今の所見られないので、これがバグなのか仕様変更なのかいまひとつよくわかりません。
次の累積アップデートでどうなるか、といったところでしょうか。
固定要素がうまく認識されないケースが判明しました。
原文に固定要素が 2 つあり、両方とも同じ値であるような翻訳単位が翻訳メモリに登録されていて、文書側の原文も2つの固定要素以外のテキスト部分は全く同一であるものの、2 つの数字が異なっているような場合です。いかが翻訳結果ウィンドウと並列型エディタの画面キャプチャです。
【CU5 の翻訳結果ウィンドウとエディタ】
本来であれば「Abc 2017 は 2016年にリリースされました。」と、最初の「2015」を「2016」に、2番目の「2015」が「2016」に自動置換してくれるはずなのですが、あいまい一致として認識されてしまっています。ちなみにCU4での画面は以下の通りです。
【CU4 の翻訳結果ウィンドウとエディタ】
これ以外のケースで固定要素がうまく認識されない例は今の所見られないので、これがバグなのか仕様変更なのかいまひとつよくわかりません。
次の累積アップデートでどうなるか、といったところでしょうか。
Trados Studio 2017 CU5 にバグ?? [CATツール]
こんにちは、東眩庵主です。
5月2日にアップデートされた Trados Studio 2017 累積アップデート5ですが、固定要素の認識がうまくいかないバグがあるようです。
文書内のある原文分節に対して、翻訳メモリ内に数字以外同一の原文が登録されている場合、100%一致で数字の部分のみ自動置換してくれるのがTradosの固定要素なのですが、数字の部分を自動置換してくれず、異なる個所としてペナルティがついてあいまい一致になってしまうケースがありました。
累積アップデート4に戻して試してみたところ、従来通り100%一致になったため、おそらくバグと思われます。
詳細等判明次第、このブログで紹介したいと思います。
5月2日にアップデートされた Trados Studio 2017 累積アップデート5ですが、固定要素の認識がうまくいかないバグがあるようです。
文書内のある原文分節に対して、翻訳メモリ内に数字以外同一の原文が登録されている場合、100%一致で数字の部分のみ自動置換してくれるのがTradosの固定要素なのですが、数字の部分を自動置換してくれず、異なる個所としてペナルティがついてあいまい一致になってしまうケースがありました。
累積アップデート4に戻して試してみたところ、従来通り100%一致になったため、おそらくバグと思われます。
詳細等判明次第、このブログで紹介したいと思います。
お知らせ
こんにちは。東眩庵主です。
諸事情により、これまでの記事を下記のサイトに移動させました。
東眩庵:コンピュータ支援翻訳の世界
今後は、メインの記事を上記のサイトで、速報系の情報をこちらのサイトで紹介する予定です。
今後とも宜しくお願い申し上げます。
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東眩庵:コンピュータ支援翻訳の世界
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