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翻訳単位を上下に表示させたい人へ

SDL AppStore に面白いツールがアップされていたので紹介します。

Trados Studio では、表形式のユーザーインターフェイスを採用している関係で、原文が左、訳文が右、という表示になっていますが、旧 Trados のように上下に原文と訳文を並べたいという要望は Studio がリリースされた当初からありました。

その要望に一部(?!)応えたのが「Vertical Review」です。
このプラグインは、翻訳単位を上下に表示させるツールで、インストールすると、エディタそのものの表示は従来通りですが、別ウィンドウで原文と訳文を上下に表示してくれます。
このウィンドウで入力はできないですし、アクティブな分節のみ上下に表示されるので、
上下レイアウトでの作業を望んでいた人には少し消化不良な部分もあるかと思いますが、たとえば訳文入力後のチェックの際、左右レイアウトよりも上下レイアウトの方がチェックしやすいという方にはいいかもしれません。

但し、現行のバージョンではちょっと挙動にクセがあるようで、インストール直後にファイルを開いて、[表示] -> [Vertical Review] をクリックしてウィンドウを開いても、何も表示されません。
ウィンドウを開いたまま一旦ファイルを閉じて、再びファイルを開くと表示してくれるようになりました。
ファイルを開く前に [Vertical Review] ウィンドウを開いておくと良いかもしれません。
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